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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'06.02.Mon
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2010'02.24.Wed
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WOWOWで男祭りと称して続編と連続して放映されたので観た。

昔、『ファイト・クラブ』を観て、人々の感想を読んだ時に学んだ事。
  • 「男同士の殴り合いに血湧き肉躍る」という人達がかなりの数いる
  • そういう人向け娯楽として作られた作品に対し、そうじゃない人がどうこう言うのは無意味

  • だからこの映画も、「テッペンとる」という価値観が意味不明とか、殴り合いで勝つのと、リーダーの素質があるかどうかは別問題じゃないのとか、そういう理屈をこねるのは無駄なり。
    価値観以外にも、脚本は色々おかしいし、どう考えても大人の事情で突っ込まれたと思われる黒木メイサの出演シーンは全部要らないんだけど、とりあえずキャラクターが立っていて、敵味方それぞれが魅力的に撮られていて、喧嘩のシーンがかっこよければ全てオッケーなのでしょう。脚本の穴を役者と画でカバーという感じ。
    乱闘は、グジャ!とか、ボキッ!とか、生々しい痛そうな描写はなく、とにかく「かっこよさ」だけを追究してあったので、割と飽きずに観られました。「武器を使わない」っていうのがローカルルールみたいなので、鉄パイプでグジャグジャ殴るとかもなかったし(ここで暴力を美しく撮るとはこはいかに、とかも言うだけ野暮だよね)。

    これで今流行ってるイケメン俳優をまとめて覚えるぜ!と思ったのだけれど、全員ガクランで見分けがつかず。「この人知ってる!市原隼人!」「あれ?こっちの人?」「いやこっち?」(全員違いました。金髪だと市原隼人かと思うらしい)・・・という体たらくで、あまり学習できず残念。
    主演の小栗旬が、喧嘩は強くても考えなしのあんぽんたんなキャラで、ライバル役の山田孝之とか金子ノブアキ(続編のほう。RIZEのドラムの人)の方が強そうで、リーダーの器っぽかった。でもまあ、敵方がむしろ魅力的、っていう作品っていいよね。
    思ったよりも全然面白かったです。
    中高生不良男子は凄いわっくわくで観るんだろうなぁ・・・。

    個人的趣味:小栗旬と山田孝之の会話シーンのバックに広がる工場群が美しかった・・・。大阪の中山製鋼所らしい。

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    出演: 小栗旬, やべきょうすけ, 金子ノブアキ, 三浦春馬, 山田孝之 監督: 三池崇史

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