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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2010'02.16.Tue
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「ノスタルジックな雰囲気=豆腐屋のラッパ吹かせとけ」はそろそろやめたらどうかと思う。

『罪とか罰とか』っていう超つまらない作品を観て、やさぐれていたので、加瀬亮とりえちゃんを愛でようと思ったのです。
観ているうちに、これって友達が「二人の無駄遣い」と怒っていたやつだった!という記憶が蘇る。思い出すの遅いよ、がーん。

『ニューシネマ・パラダイス』のうすーい昭和版(何もチャリで隣町とフィルムのやりとり!をまんまやらなくたってー)。
街の人に愛される名画座が舞台でね。仲良し夫婦と助手とでほのぼのと運営していたところが、館主急死。そしてテレビの台頭。助手と後家さんで運営していることに対する下劣な噂も立って、観客は激減。上映フィルムを借りられない位に経営が厳しく・・・。
それでも加瀬亮とりえちゃんが、「一緒に頑張っていきましょう!」って結論を出してですよ。どうやってその苦しい局面を乗り切ったのかは一切描かずに、時代がぽーんと飛んだのにびっくりした。
そのまま話は映画館が遊び場だった幼なじみ夫婦の話へシフト。えー!

お客が1人も入らないような状況だったんですよ。そこからどんな風にしてお客さんを呼び戻したのかが、一番観たいじゃないですか!
一体どうやって今まで生き延びてきたのか、理由が全く判らないので、ラストの挨拶がとっても空々しい(というかあの演説要らなーい!)。
クドくする所と省略する所、間違ってると思う。

もちろん、加瀬亮とりえちゃんは素敵でした。
でも、もっといい作品だったらもっと素敵だったはず!!!むきー!

浅田次郎の作品ってよく映画になるけれど。原作はいいのかなぁ。
何で映画化される作家さんって決まってきちゃうんだろう。
他に面白いのがないのか、「この人の作品チェキしとけば企画書作れるや」って制作側が楽な方に流れちゃってるのか、どっちだ。

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小劇場系の人の映画って苦手で。
*グダグダ
*自分には全く笑えない
*一味の俳優さん大集合で趣味の部活動っぽい
*まとめて言うなら、なんか内輪受けっぽい
*映画の文法は他人の手法をパクる>ガイ・リッチーとかタランティーノとかの
(自分の文法で作ればいいじゃん!)

・・・という偏見があって。
その域を出ませんでしたとさ。
成海璃子って『山形スクリーム』も死ぬほど面白くなかったし、作品に恵まれないね・・・。
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