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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.07.Wed
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2008'07.03.Thu
あかいふうせんあかいふうせん
ラモリス, 岸田 衿子, いわさき ちひろ

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試写会に誘ってもらって、アルベール・ラモリス監督の「白い馬」と「赤い風船」の二本立てを見てきた。・・・先月。今流行りの、デジタルリマスターって奴でしょうか。
短いながら二作ともきっちり「映画」で、楽しめた。

「赤い風船」は製作当時(1956年)、まだまだ白黒映画が主流。
その時にこれを観た人々の味わったインパクトや色彩に対する感動を、想像しながら観ないといけないんだろうなー、と思った。

やっぱりいくら「不朽の名作」といわれる作品でも、観る時代によって、人に与えるものは違ってくる。
その作品が他に与えた影響の方を先に観てしまっていることも、よくあるし・・・。
「赤い風船」観て、色とりどりの風船が噴水に飛び込むソニーのCMの方を連想する若人もいるんだろうなー。

「白い馬」は、野生の馬と仲良くなる少年の話・・・という予備知識で観た。
牧場の男たちが馬狩りをして、調教しようとするのだけれど、白い馬はどうしてもなつかない。でも何故か、少年のほうには従う。
で、少年もやっぱりその馬を繋いで飼おうとするのね。
自然のまま置いといて、仲良くする・・・ということにはならないんだなぁ、と。
「従わせる」という発想はやはり西洋っぽいような。
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