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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2009'01.21.Wed
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大島 弓子

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映画『グーグーだって猫である』が、後を引く「よくなさ」で、観た直後は猫飼いとしての記憶フィルターがかかっていたものの、いや、やっぱり言わんとすることが全然違うよ!あんなふざけた描写の数々は不要で、加瀬亮との中途半端な恋物語も不要で、全体的に死と鬱の匂いがたちこめてて、それを猫の命の輝かしさみたいなものが圧倒するようなものにしなければいけないんだよ!などとぐるぐる考えていた。
監督は、『金髪の草原』も映画化しているし、大島弓子が好きなのだろうけど、どうも今回ばかりはなぁ・・・。タイアップ付き過ぎて嫌になっちゃったのかしらん。

まあそんなこんな言っていても仕方がない。

というか、そんなに特に自分は大島弓子のファンってわけじゃなかったのだけれど、そうやってぐるぐる考えているうちに、実は自覚はしていなかったけど、ほんとは本質的には好きなタイプだったんじゃ?という気がしてきて、劇中に出てきた『8月に生まれる子供』を読んでみた。

普段、人がハッピーエンドと解釈する作品を、アンハッピーエンドと解釈してしまうことが多いのだけれど。
そして、『8月に生まれる子供』はアンハッピーエンド、哀しいラスト、と解釈している人が、あちこちでレビューを読む限りではかなりいるのだけれど。
逆にこれは凄く光の見える終わり方だなぁ、と自分には思えて、それにびっくりした。
大島弓子、今更だけど好きかも!

そうなると、これから読める作品がたくさんあるわけで、それはとても幸せなことですよ。
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