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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2010'03.03.Wed
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クリント・イーストウッド 監督

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ぼわーっと映画ばっかり観ています。
なんか旅行から生きて還るとは思わなかったよー。ほんと、飛行機落ちるんじゃないかと思って、部屋とかがっしり掃除して出かけたもん。・・・いやいや、単なるリセット願望破れたり、なんですよね、これは。

ここは一発がつーん!と傑作を観よう!と、気合いを入れ過ぎて行ったせいもあり、『グラン・トリノ』ほどはハマらなかったんだけど。
10年位したら、本作と『グラン・トリノ』はオバマ政権になった当時の空気を絡めて語られそうな感じがした。従来の強固な考え方を溶かして、人間が変わる話じゃないですか。パーソナルなレベル、国レベルの違いはあるけど。
たぶん、南アフリカも、その後問題続出で、悪くなったことだってたくさんあって、今の雰囲気は全然違うのでしょうけど。劇中の「マンデラ大統領誕生!これからよくなるよ!みんなで変わろうよ!」というキラキラ前途洋々な空気と、「We Can CHANGE!」の空気感が、なんかかぶりました。

本作は国レベルの話なので、どうしても話が広がり過ぎて、感情移入が難しかったのが、たぶんハマれなかった一因なのだろうけど。
マンデラ解放以前の状況を、ぱきっと絵にして説明したところとか(フェンスに隔てられて、白人はラグビーをやり、黒人はサッカーやってる)。
何気にラグビーのルールをちらちら挿入してくれたところとか。
「この人種混合ボディガードチームが仲良しになる描写があるはず!」と期待させて、その通りにきちんとほのぼのさせてくれたのとか(案外そういう期待って裏切られたりするんですが)。
監督の、職人的な部分に凄くほれぼれした。

それにしてもほんとスポーツって、政治戦略の道具でもあるなぁ。
日本はあんまり活用してないけど(しない、というのは美しくはあるけど。でも敢えてしてない、とは違うようにも)。
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