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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2008'03.30.Sun
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これはジャケ買いでした。
五十嵐大介ブログにフランスのアングレーム漫画祭に招待された話が載っていたので、漫画祭公式サイトを探してみたところ、この本の表紙がトップページに(賞を獲ったかなにからしい)。
面白そう・・・!とamazonで探して買ってみました。

英語版なら読んでみせるさ!マンガだし!と、意気込んだところ、
セリフ一切ナシ。
ははは。
とはいえ豊かな世界観を持つ素敵な話で、買ってみてよかったのです。

異世界が舞台で、レトロSFみたいな雰囲気。
物語は主人公の男性が、家族と離れて異国に出稼ぎに行く所から始まります。
文字もろくに読めない外国で、家を探し、仕事を探し、見たこともない食べ物や習慣にびっくりしつつ、徐々に自分の生活を作っていく話。

この世界では「ダイモン」とはまた違うけど、変な生物が一家に一匹つくきまりのようで、主人公も見つけた新居で、表紙に載っている生き物と出会い、行動を共にするのです。
これが結構色々助けてくれたりして、かわいい。
異国でひとりぼっちの時にこういうのがいてくれたら心強いでしょうね。

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で、引き続き、絵物語。これは文章も多少あり。
映画が発明されて間も無い時期に活躍した、映画制作者であり、マジシャンでもあるジョルジュ・メリエスが作ったからくり人形にまつわる、架空の物語。

ほぼ絵によって物語が進行するのですが、絵コンテよりは丁寧だけど、絵として成立させるには雑然としていて、上のArrivalを読んだ後でもあり、なんとなく世界観にハマれないままでした。

それにしても、amazonの解説の
「アメリカのファンタジー・ファンの間では、「ハリー・ポッターにうんざりしているやつは、これを読め!」を合言葉に、熱い支持を得ています」・・・って。

手先の器用なみなしごの男の子が、駅の中に隠れ住んでいて、
捨てられていたからくり人形をこつこつ修理する話と、
魔法使いの男の子が箒に乗って空を飛ぶ話と、
並べて語る所がアメリカ人だなぁ(偏見)。
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