2009'04.28.Tue
![]() | スパングリッシュ [DVD] ティア・レオーニ, バズ・ヴェガ, アダム・サンドラー, ジェームズ・L・ブルックス ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2008-09-24 売り上げランキング : 24540 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これは何で借りたんでしたっけ?と思ったら、アダム・サンドラーが出てるのでした。
お金持ちだけれども、気持ちのすれ違いの多い家庭に、英語が喋れないヒスパニック系のお手伝いさんがやってくる。
ひとつの出来上がった集団に異質な人が入り込むことで、影響し合う力が変わっていって、新しい風が吹く、というよくある話なのですが。
誰も悪者はいなくて、でもちょっとずつ間違いを犯していて、それぞれが淋しい、というあたりの描き方が上品で、とてもよい映画だった。
こういう場合、お手伝いさんは超然とした存在である場合も多いけれども、本作ではお手伝いさん自身も色んな悩みを抱え、葛藤して、乗り越えて、変わっていく。
その部分が物語をさらに力強くしてたと思う。
物語の語り手である、お手伝いさんの娘さんがめさめさ可愛かったわー。
PR
2009'03.29.Sun
![]() | 疾走 スタンダード・エディション [DVD] SABU 重松清 S.E.N.S. 角川ヘラルド映画 2006-05-26 売り上げランキング : 8163 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
中谷美紀目当てで観た。
タイトルほど疾走感なく、内容うすーい。みんな自分のことばっかだし。
原作はもっと面白いのかも知れないが。
韓英恵の眼力はよかった。
柄本明の息子さんは二人ともいい役者さんになりそう。
加瀬亮は、普通の人の役より、ああいう気味悪いオーラの役のほうが好き。
ぼわーっと立ってるだけとかそういうのでもいい。
2009'03.22.Sun
![]() | スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー [DVD] アン・ソフィ・シリーン, ロルフ・ソールマン, アニタ・リンドブロム, バーティル・ノルストレム, ロイ・アンダーソン Happinet(SB)(D) 2008-11-28 売り上げランキング : 6909 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
独特なリズムが特徴の監督さんの処女作。北欧版『小さな恋のメロディ』だと。
本国では大ヒットした作品だそう。
大ヒットするっていうことは、ある程度一般的なノリの作品なはずで、「独特のリズム」は異文化の人間側から見た感覚であって、本国ではこれが普通、なのかもなぁと思ったり。
相手が気になるんだけど、なかなか近づけない、話せない。わざと冷たい態度をとって、後で後悔したり、直接言いたいことが言えなくて、友達に伝言を頼んでみたり、かわいい恋愛模様が続くのにきゅんきゅんなのだけど、最後突然、「大人だって大変なんだよ!」「子供にはこんな人生歩ませないぞ!」みたいなものが挿入されて終わった。
えー。
対比が見事とか、人を食った演出とかって評価されてるんだけど、なんか個人的には「そういうことで褒めとけば楽だけど、えー!?」と思った。
2009'03.01.Sun
神保町シアターに初めて行って来た。綺麗で見易くて凄くいい!
特集は「東宝文芸映画の世界」。
先週行った新東宝特集は観客10人だったけど、今回は満席。
映画館のロケーションなのかなぁ・・・。
『その場所に女ありて』を観てきた(リンクはすぐなくなっちゃうだろうけど・・・)。
1962年 監督:鈴木英夫 主演:司葉子 宝田明
ちょっと前の銀座百点(装幀特集の号ね)で紹介されていて、興味があったもので、日本ではちょっとめずらしい、広告代理店が舞台の本格的なキャリアウーマンもの。
キュートでセクシーな女の子が、女の武器も取り混ぜてのしあがっていくコメディっぽい話はあるけれど、リアルな「働く女性もの」ってなかなかないんだよね・・・。
タバコ麻雀お酒もがっつり、気が強く、接待の席のセクハラもなんとかすり抜け、色仕掛け抜き、涙抜き(「仕事に涙を入れない」って大事)でしゃきっと頑張る司葉子がなんとも綺麗なのでした。
ワーキングウーマンとしては、色々身につまされたり、考えさせられたり。
何十年も前の話なのに、やたらリアル。
他のキャラクターも生き生きしていて、広告代理店の顧客争奪合戦の嫌らしさも面白く、何でこれがもっと評価されないんだろう?という感じ。
それにしても。
今や「私たちのアイドル」の児玉清が、ヒロインの姉の、ヒモ同然のダメ亭主役で、それがもうほんとにハマってて(「ボクしらなーい」なんて台詞がハマるなんて!)。
山崎努は大して才能ないくせに、野心ばっかりギラギラしているデザイナー役を熱演(こいつもほんとムカつく)。
・・・年取って素敵になる人の見分けって、なかなかつきませんなぁ・・・。
特集は「東宝文芸映画の世界」。
先週行った新東宝特集は観客10人だったけど、今回は満席。
映画館のロケーションなのかなぁ・・・。
『その場所に女ありて』を観てきた(リンクはすぐなくなっちゃうだろうけど・・・)。
1962年 監督:鈴木英夫 主演:司葉子 宝田明
ちょっと前の銀座百点(装幀特集の号ね)で紹介されていて、興味があったもので、日本ではちょっとめずらしい、広告代理店が舞台の本格的なキャリアウーマンもの。
キュートでセクシーな女の子が、女の武器も取り混ぜてのしあがっていくコメディっぽい話はあるけれど、リアルな「働く女性もの」ってなかなかないんだよね・・・。
タバコ麻雀お酒もがっつり、気が強く、接待の席のセクハラもなんとかすり抜け、色仕掛け抜き、涙抜き(「仕事に涙を入れない」って大事)でしゃきっと頑張る司葉子がなんとも綺麗なのでした。
ワーキングウーマンとしては、色々身につまされたり、考えさせられたり。
何十年も前の話なのに、やたらリアル。
他のキャラクターも生き生きしていて、広告代理店の顧客争奪合戦の嫌らしさも面白く、何でこれがもっと評価されないんだろう?という感じ。
それにしても。
今や「私たちのアイドル」の児玉清が、ヒロインの姉の、ヒモ同然のダメ亭主役で、それがもうほんとにハマってて(「ボクしらなーい」なんて台詞がハマるなんて!)。
山崎努は大して才能ないくせに、野心ばっかりギラギラしているデザイナー役を熱演(こいつもほんとムカつく)。
・・・年取って素敵になる人の見分けって、なかなかつきませんなぁ・・・。
2009'03.01.Sun
![]() | スパイナル・タップ 【初回生産限定】 [DVD] 出演: ロブ・ライナー, クリストファー・ゲスト 監督: ロブ・ライナー ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2008-12-04 売り上げランキング : 2594 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『JUNO』の台詞で出てきて(何かの単語とかけてあったんだけど、聞き取れず)、「そういえば有名なのに観た事ない!」と思った作品。
60年代から活動しているハードロックバンドの活動に密着したドキュメンタリー・・・っぽい映画を撮るために、バンドをひとつでっち挙げた偽ドキュメンタリー。
アンプのボリュームにばっかこだわるギタリスト、ジャケットのデザインで紛糾するバンドとレコード会社(デザインなんか売れ行きに関係ない、の根拠がホワイトアルバムなのが笑える)、変死を続ける歴代ドラマー、ボーカリストとギタリストの大喧嘩、メンバーのカノジョが活動に口を出し始めてバンド崩壊、などなど、なんかどっかで聞いた実話めいたネタが盛りだくさん。
楽しめました。
バカすぎる歌詞をまんま直訳で字幕にしてあって、それがまた笑えた。
自分がツェッペリンとかエアロとか系が好きならさらによかったんだろうけど。
-----
ベースがいつも青・黄のストライプのアンブロのユニフォーム(のようなもの)を着てて、UKのバンドって設定だから、どっかのイングランドのクラブのなのかなぁ・・・とかなり調べたけど不明。
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
プロフィール
HN:
sha
性別:
非公開
アクセス解析