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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2009'03.01.Sun
神保町シアターに初めて行って来た。綺麗で見易くて凄くいい!
特集は「東宝文芸映画の世界」。
先週行った新東宝特集は観客10人だったけど、今回は満席。
映画館のロケーションなのかなぁ・・・。

その場所に女ありて』を観てきた(リンクはすぐなくなっちゃうだろうけど・・・)。
1962年 監督:鈴木英夫 主演:司葉子 宝田明

ちょっと前の銀座百点(装幀特集の号ね)で紹介されていて、興味があったもので、日本ではちょっとめずらしい、広告代理店が舞台の本格的なキャリアウーマンもの。
キュートでセクシーな女の子が、女の武器も取り混ぜてのしあがっていくコメディっぽい話はあるけれど、リアルな「働く女性もの」ってなかなかないんだよね・・・。

タバコ麻雀お酒もがっつり、気が強く、接待の席のセクハラもなんとかすり抜け、色仕掛け抜き、涙抜き(「仕事に涙を入れない」って大事)でしゃきっと頑張る司葉子がなんとも綺麗なのでした。
ワーキングウーマンとしては、色々身につまされたり、考えさせられたり。
何十年も前の話なのに、やたらリアル。
他のキャラクターも生き生きしていて、広告代理店の顧客争奪合戦の嫌らしさも面白く、何でこれがもっと評価されないんだろう?という感じ。

それにしても。
今や「私たちのアイドル」の児玉清が、ヒロインの姉の、ヒモ同然のダメ亭主役で、それがもうほんとにハマってて(「ボクしらなーい」なんて台詞がハマるなんて!)。
山崎努は大して才能ないくせに、野心ばっかりギラギラしているデザイナー役を熱演(こいつもほんとムカつく)。
・・・年取って素敵になる人の見分けって、なかなかつきませんなぁ・・・。
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