2007'05.09.Wed
<映画>
赤い殺意 (今村昌平)@フィルムセンター
*仙台が舞台でびっくり。
*「赤い殺意」がいつ出るか出るかまだかと待っていたんだけど、面白くなくて、こっちが殺意。
*古い家制度の話が個人的にダメだとか、のらりくらりと思い切る事が一切できない女の人が生理的にダメだとか、そういう好みの問題なのかも知れない。
*この監督さんの笑いのセンスが全く分からなくて、「笑う所」を入れるタイミングをどうしてそこにしたのか、理解に苦しんだ箇所も多かった。
*それにしてもあの交通事故場面だけは凄かった。
<本>
にんげん蚤の市
にんげんのおへそ
*どっちも高峰秀子
子供の頃に読んだ「夫が海外滞在中に虫歯になっててんやわんや」のエピソードが読みたかったのだけれど、この本じゃなかったみたい。
子供の頃に、母親の持ってたこの人のエッセイをよく読んでいた。
文章自体が小気味よくて面白いので、子供でも十分楽しめたのだが、大人になってから読み返すと、これがもうさらに面白い上に、文章の構成が実に実に上手くてぞくぞくする。
そして、妙に自分好みのものばかり出てくるのね。
初めて読んだ頃には知らなかった梅原龍三郎、成瀬巳喜男、骨董店からくさ店主の若かりし頃(笑)、乙羽信子、幸田文、杉村春子・・・。
・・・ばらばらに覚えたはずの色んな名前が集結している不思議。
結局、自分の好みって、ある一定の基準の箱の中に限られていて、その中のものをいっこいっこ発見していってるだけなのかなぁ。頑張って箱を広げようとか、箱の外から出ようとか、してみても、なかなかそうはいかないのかも知れない。
で、その箱って、一体いつの段階で決定づけられたものなのでしょう・・・?
<DVD>
非常線の女(小津安二郎、1933年)
何故か何度観ても途中で寝てしまって、ようよう観終えた時は異様な達成感が・・・。
アメリカのギャング映画みたいなのを作りたかったっぽい。
が、田中絹代がヤクザの情婦というのはムリと思った。
赤い殺意 (今村昌平)@フィルムセンター
*仙台が舞台でびっくり。
*「赤い殺意」がいつ出るか出るかまだかと待っていたんだけど、面白くなくて、こっちが殺意。
*古い家制度の話が個人的にダメだとか、のらりくらりと思い切る事が一切できない女の人が生理的にダメだとか、そういう好みの問題なのかも知れない。
*この監督さんの笑いのセンスが全く分からなくて、「笑う所」を入れるタイミングをどうしてそこにしたのか、理解に苦しんだ箇所も多かった。
*それにしてもあの交通事故場面だけは凄かった。
<本>
にんげん蚤の市
にんげんのおへそ
*どっちも高峰秀子
子供の頃に読んだ「夫が海外滞在中に虫歯になっててんやわんや」のエピソードが読みたかったのだけれど、この本じゃなかったみたい。
子供の頃に、母親の持ってたこの人のエッセイをよく読んでいた。
文章自体が小気味よくて面白いので、子供でも十分楽しめたのだが、大人になってから読み返すと、これがもうさらに面白い上に、文章の構成が実に実に上手くてぞくぞくする。
そして、妙に自分好みのものばかり出てくるのね。
初めて読んだ頃には知らなかった梅原龍三郎、成瀬巳喜男、骨董店からくさ店主の若かりし頃(笑)、乙羽信子、幸田文、杉村春子・・・。
・・・ばらばらに覚えたはずの色んな名前が集結している不思議。
結局、自分の好みって、ある一定の基準の箱の中に限られていて、その中のものをいっこいっこ発見していってるだけなのかなぁ。頑張って箱を広げようとか、箱の外から出ようとか、してみても、なかなかそうはいかないのかも知れない。
で、その箱って、一体いつの段階で決定づけられたものなのでしょう・・・?
<DVD>
非常線の女(小津安二郎、1933年)
何故か何度観ても途中で寝てしまって、ようよう観終えた時は異様な達成感が・・・。
アメリカのギャング映画みたいなのを作りたかったっぽい。
が、田中絹代がヤクザの情婦というのはムリと思った。
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