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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.07.Wed
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2007'06.02.Sat
これも忘れそう・・・

■リトル・ブリテン

21世紀のモンティ・パイソンっていう触れ込みのBBCのお笑い番組。1回30分。
「イギリス人ってこんな人達ですよね?」っていう内容の黒いショートコント集で、各コントはお決まりのキャラクターが主役。例えば、「村で唯一のゲイであることを嘆いてるのに、いざ他にゲイが入ってくると追い出そうとする、"村唯一のゲイであることがアイデンティティのゲイ"」とか、「身体障害者のふりをしてヘルパーに我が侭をいって振り回す健常者」とか、「首相に片思い中のゲイの補佐官」とか(ゲイネタが多いのだ)、「人種差別主義者のダイエットセミナー講師(本人がまず太りすぎ)」とか。

だらだら観る分には面白かったかな。
だんだん、「あ、このキャラのネタはつまらないから真面目に観なくていいや」とか、区別しだしてしまったり(キャラによってやっぱり好き嫌いが分かれてきちゃうのね)。




■ベルヴィル・ランデブー

フランスのアニメ。パッケージの絵が気になってたモノ。
おばあちゃんと犬が、マフィアにさらわれた孫を助けるために頑張る話(短くまとめすぎ)。ほとんど台詞はナイ。
レトロ調で素敵な猥雑さのある絵がよくて、ジャズたっぷりの音楽がよくて(楽器以外のモノで出す音で行うセッションの見事なこと!)、がんばるおばあちゃんや、太った犬の切ない目や大きいおなか、おばあちゃんを助けてくれる三つ子の老女歌手(つまりこっちもおばあちゃん)も素敵で、作り手が大好きなものを愛情たっぷりに盛り込んだ感じ。

キリリと頑張るおばあちゃんに対して、助けてもらう側の孫の意志や気持ちがあまりにも感じられなくて、ちょっとぞっとしたのだけれど、誰かが書いていた「愛情を当然のようにたっぷり浴びせてもらうと、それが当たり前になってしまって大事さに気づかないっていうことの描写なのでは」っていう一文に、そうもかぁ・・・と納得してみたり。
おばあちゃんがいなくなったら、この孫はどうなっちゃうんだろ、などとストーリーと関係ないコトを心配したりした。

そしてカエルは食べたくないなぁと思った。

DVDはジブリから発売。やっぱり他所様が作った作品でも、「元気なおばあちゃん」がキーワードなのね。




↓「この商品を買った人はこういうのを買っています!」で出たやつがなんかかわいかった。気になる・・・。

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