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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.07.Wed
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2007'06.01.Fri
うーん、書き方が定まらない。

■クロニクル 千古の闇3 魂食らい

自然とともに生きる人々の丁寧な生活描写が魅力のシリーズ。
森で生きる民族、海辺で生きる民族ときて、今回は雪とともに生きる民族が話の中心。民族独特の、食べ物、道具、住居の描写がとにかく生き生き。
そこが緻密で素晴らしすぎて、肝心の話の筋がシンプル過ぎる気がしてしまうほど。

時々さしはさまれる、狼視点の章は、いつか明らかな効果を生むのかな。トラクがウルフの中に入る日がくるのかな。

これ、映画になるみたい。
きっちり中身を絵にしてもらえたら興味深いけれども、どこまで徹底するだろう。
話はほんとに単純だから、むしろ映画としての味付けはしやすいとは思うんだけど。



映画といえば、『ライラの冒険』はほんとに作られちゃったよ。
絵を楽しむつもりで観に行く予定。シロクマ王(予告編だとちょっとずんぐりむっくりすぎ?)やダイモンはどんな感じかしらん。
http://lyra.gyao.jp/top/

原作また読み直そう。


■ジーンズ・フォーエバー

これもシリーズもの。4人の女の子の成長物語・大学生編。
これがなかったら福岡空港でパニック死していたでしょう(大げさ)。
没頭しにくい状況でもしがみつけた面白さで、自分を落ち着かせてくれました。
主人公たちが年齢を重ねてきて、共感しやすくなってきた部分も。
例えば、一旦実家を出てしまうと、自分は家族抜きの生活が出来上がっていくように、家族の方も娘抜きの生活が出来上がっていって、自分のいた穴が徐々に埋まっていって、実家がまんま「自分の帰る場所」ではなくなっていってしまう。その辺の微妙な淋しさとか。
あとあと、自分が昔、彼氏と別れた時のシチュエーションがまんま出てきたのにはびっくりした。アメリカ人でも日本人でも、気持ちの動き方はおんなじなんだわ(・・・そりゃあそうか)。

自称・シリーズ完結編。
前作も完結編って言っていたので、信用しないで続きを待とう。
確か一作目の映画化も評判がよかったようだから、今度レンタルしてみましょう。



その他、高峰秀子の『私の渡世日記』の上巻を読了。
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