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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2009'05.07.Thu
ドラゴンヘッド (1) (ヤンマガKCスペシャル (519))ドラゴンヘッド (1) (ヤンマガKCスペシャル (519))
望月 峯太郎

講談社 1995-03
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高崎で泊まったビジネスホテルの、客室フロアの廊下にマンガの本棚があって、揃ってたので全10巻を読破。

なんだか『クローバーフィールド』を思い出した(無論こっちが後だけど)。
状況を俯瞰する視点がなくて、主人公が大災害の中に放り出されて右往左往するのと一緒に、観ている側も右往左往させられる感じが。
きっと映画の監督はこのマンガを読んだんだよ!(てきとう)

とはいえ映画よりもこちらの方がテーマ性は高くて、訳の分からない極限状態に追い込まれた時の、人間の心理や、恐怖感というものを突き詰めて描いている。
恐怖は人間が生き延びるために必要なものといえる。しかし、その恐怖のせいで人間はありもしないものを見て、過剰な防衛策をとってしまう。
(・・・って、現実にあったジェノサイドとかもこれに通じるなぁ・・・)

恐怖によってありもしないものを見る人間は、ありもしない(かも知れない)希望だって見ることができるよね!・・・というところに行き着いたところで、ふつっと物語は終わってしまうので、その後が気になるけれど。
・・・まぁテーマは描き切ったと言えるのかも。

しかしあのレベルの天変地異では、あの後地球は氷河期突入かな・・・。
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