忍者ブログ

猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008'11.13.Thu
ティファニーで子育てを (文春文庫)ティファニーで子育てを (文春文庫)
エマ・マクローリン (著), ニコラ・クラウス (著), 小林 令子 (翻訳)

文藝春秋 2003-02-08
売り上げランキング : 88451

Amazonで詳しく見る by G-Tools


で、映画化のタイトルは『私がクマにキレた理由』(URLが"クマキレ"だって)なのだけど、原題はシンプルに"The Nanny Diaries"。
セレブに子守として雇われた就職浪人の女の子が主人公の「ベビーシッターは見たッ!」って感じ。

(予告編でネタバレしてるけど)クマのぬいぐるみの中に監視カメラがしかけられていて、仕事ぶりをチェックされてるわけですよ。
もうちょっとこれが全編に絡むのかなーと思っていた。何をやっても雇い主にばれている。おかしいな、おかしいな・・・クマの中にカメラーッ!!!・・・という感じで。
まあ最後のオチのつけ方にはクマは重要な絡み方をするのだけど、あとはそうでもなかったので、邦題としてやや疑問符。小説の方もなぁ。

セレブの生態を観察し、孤独な少年の子守をしながら、主人公が自分探しをする話。
就職活動中の女子大生が見るのが一番合うかも。
OL世代は、「若くて前途洋洋なのに何をしたいのか分かんない~」モードからはちょっと外れてるからな・・・。

でも映画としてはテンポもよく、子役もかわいくて、面白かった。
ちょっぴりメリー・ポピンズへのオマージュも。
一切子育てを放棄して、習い事だのスパ通いだの人付き合いだのに夢中なくせに、子供の習い事やらロハスな食事やら入る学校だけは気にする酷いセレブ妻も、それなりの孤独やトラウマを抱えているっていう描き方も、意地悪くなくてよかった。
演じている女優さんの寂しい瞳が印象的だったり。

それにしても。
浮気性の旦那に悩むセレブ妻は、スカーレット・ヨハンソンみたいな色気ムンムンの美女を雇わないと思うけどなー。
余計な心配の種になるじゃないですか。
PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[370] [238] [237] [236] [235] [234] [233] [232] [231] [230] [229
«  BackHOME : Next »
ブログ内検索
プロフィール
HN:
sha
性別:
非公開
アクセス解析
バーコード

猫の魚辞退 wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]