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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2010'01.28.Thu
ティム・バートン、今年のカンヌ映画祭で審査委員長に‎
ああティム、大人になって・・・!!!!!!


それはさておき、『(500)日のサマー』を観てきました。
主人公が、サマーっていう名前の女の子に出会って恋をして振られるまでの500日間を、時間軸シャッフルで見る物語。
そこにはサマーの視点はなく、もうひたすら文化系草食男子のひとりよがりに終始。恐らく同タイプの男性なら胸きゅんきゅん、女性なら「むきー!男ってこれだから困るのよ!」とやきもき。男性と女性とで、観方、感じ方がかなり違うタイプの作品のはず。
もちろん、全体を映画として楽しみつつも、こそっと自分の恋愛について大反省会をしてしまえました。あくまでこそっと。
こちらにとってもう自明の理じゃんか!と思えるようなことが、相手にとっては全くもって唐突で意味不明だったりって、多いんだろうな、なーんて思ったり。

・・・そして。

脚本家の恋愛経験が元ネタらしいので、ヒロインのサマーにはモデルがいるのでしょうが(何せ映画の序文?が、自分を振った女の子への呪詛なのだ)、発言内容とか好みとか服装とかこだわるものなどなどが、典型的な「文化系女子」で。
元・文化系女子(現・婆)としては、特に作り手は訴えるつもりはないのであろう、「文化系女子特有のイタさ」に勝手に気恥ずかしい思いをしてしまう、という面も。

ビートルズの一番の名曲は『オクトパス・ガーデン』と言い放って、「リンゴ・スターって一番人気ないじゃん」って言われると「そこが好きなの!」などと言ってしまうのとか・・・なんか分かる感じがして嫌だなあ。

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そしてこちらも文科系ひとりよがり草食男子の、恋愛超絶空回りモノ。
女性視点も入っているので、もうどっぷり「そうそう!このタイプの男の子のこういう所が困るんだってばーッ!!!」と、女性キャラに肩入れしてぶんぶん共感できてしまうのだが(ホント易々と"鎖国"しないでいただきたいですよね!)。

でも「これだからダメなのよ!」とか言ってるからダメってこともあるんだよねー。たぶん。
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