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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.07.Wed
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2010'01.27.Wed
感染列島 スタンダード・エディション [DVD]感染列島 スタンダード・エディション [DVD]
監督:瀬々敬久 出演: 妻夫木聡, 檀れい

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WOWOWにて。
銀座シネパトスで「銀座シネパニック ~邦画パニック映画特集~」から2本観たので、そういえばこれも最近のパニック映画だよ!と観てみた。
瀬々敬久の旧作が好きな身としては、いつかまたいい映画を撮って欲しいよ!との応援の気持ちも込め。しかし道は長い・・・。
結構ネタとしては作り甲斐がありそうにもかかわらず、あまりにもツッコミ所の多い作品だった。

まあね、色々事情はあるのでしょう。
まっとうに作るなら、登場人物は作品の7割以上はマスクや防護服をつけていなければおかしくなるけれど、それだと絵的に、そして俳優さんの売り込み的に、マズいのだろうし。
しかしその点考えたとしても、他の人が防護服を着ている市街地を、隔離病棟に勤める医師2人が普通の服で何も対策なしで、へらへら歩いている光景など、あまりにもおかしい場面の連続。

もうとにかく、主人公の妻夫木君が、何をどうしても感染しないのが凄い。主人公だからか。イケメンだからか。機械なのか。
第一感染者に初期に接した隔離病棟の医師なのに、平気で外をへらへら歩いたり、急にウィルス源っぽい外国に渡ったり、患者をほっぽって恋人追いかけて長野に行ったり、もうやりたい放題。

もっと専門家を入れるなどして、リアリティのある内容にする努力を見せれば、ほんとに全世界注目、リメイク権争奪戦の社会派作品になったかも知れない題材ではあるのに、やる気が全く感じられなかった。
心から惜しい。これって監督だけのせいじゃないと思うんだ。

・・・監督、もうぬるいメジャー大作はやめて、エロくてアングラな素敵な映画を撮って下さーい!!!

(・・・でも刺青もよくなかったしなあ・・・)

パニック映画の旧作が凄くよくてびっくりしたので、余計に腹が立った作品でしたとさ。
よかったところ:壇れいの声の響き
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