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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2009'06.21.Sun
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・・・の映画版観た。
ドラマのダイジェストではなく、ドラマの4年後という設定のオリジナルストーリー。
映画の製作進行中に、リーマンショックが起こり、世界の経済情勢が大きく変わったために、当初の脚本から大幅に書き換えたとか。

大好きなドラマだっただけに、期待よりも不安が大きい状態での観賞だったけれど、不安が大き過ぎたせいか、思いの外、楽しんで観賞できた。
「買い叩く!」「買い叩く!」「買い叩く!」というドラマでもお決まりの3連発が出た時には、「きゃー!待ってましたー!」と叫びたくなったほど。

ちょっと派遣切りのネタは、詰め込み過ぎた気も・・・とか、
松田龍平にはもうちょっと絡んで欲しかったな・・・とか、
現場に田中泯レベルの存在感の人がいたらよかったな・・・とか、
ちょこちょこと不満はあるのだけれど。

甘ったるい恋愛ネタなぞ絡むこともなく、フジテレビのドラマみたいな(笑)、大げさな演出もなく、いい声、いい演技の役者さんが火花を散らす、真剣勝負の社会派ドラマにどっぷり浸れました。

このシリーズの好きな所は、買収を仕掛けてくる側が完全な悪なのではなく、買収される企業にも、それなりの原因があるという所をちゃんと描くこと。
そして、どちらの「想い」もしっかり描くこと。
ああ、ドラマの続編も作ってもらえないものか。

そういえばこの映画、「スーツ男子萌え」とか「メガネ男子萌え」の女性にもうってつけだと思うんだけど、観客は私よりさらに年上っぽい男性ばっかりで残念。
一見難しそうだけど、「TOB」って言葉だけ知ってれば、あとはついていけるのになぁ(経済音痴の私でも大丈夫だったよ!)。
こういう映画はぜひヒットして欲しいのだけど。
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