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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2009'02.22.Sun
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公開時に観て面白かった作品を見直そう、第二弾はこの作品。
陪審員に焦点を当てた法廷サスペンス。
米国では(たぶん裁判によるのでしょうが)陪審員コーディネーターみたいな人が被告、原告双方にそれぞれついたりするようだ。そして陪審員候補を徹底調査。人柄、職業、家族構成から過去の経歴、宗教、思想まで調べ上げ、自分たちに不利になりそうな人を振るい落とそうとする。弱みも握っておいて、必要なら脅迫も辞さない。
・・・私が裁判員制度怖いよ〜〜と恐怖するきっかけになった作品でもある。
(ドラマ『ミディアム』でも陪審員を選ぶためのアドバイスをするシーンがあったし、候補の中から誰をチョイスするかも法廷戦略のひとつ、というのは米国では常識なのでしょうね)

銃撃事件の犠牲者が、銃器メーカーを訴えるという、社会的に影響力のある裁判において、志の高い弁護士、銃器メーカーの依頼で暗躍するコーディネーター、陪審員たち、原告被告双方に、票決を金で買うことをもちかける謎の人物などが入り乱れる。
冒頭から一瞬で状況やキャラクターの特徴を説明してしまう演出力も素晴らしく、ハイスピードで物語は走る走る。ラストの票決シーンと謎の人物が誰か判明するシーンの同時進行は2回目でも心臓が縮みそうに。
うーん、やっぱり面白かったー!!!

裁判員制度導入後も、日本がこんな世界になるには時間がかかるのでしょうが、でも怖いよ怖いよー。
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