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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2008'08.07.Thu
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一話完結ものの、心霊サスペンスシリーズ。
なんだかんだでシーズン2。

難事件を主人公の霊感で解決!っていう肝心の部分は、なんだか腑に堕ちない構成が多いのだけど、「家族物」として楽しんで観ている。
事件がいくら核心に近づきつつあり、主人公が仕事に没入しようとしても、子供の送り迎えやら夫との喧嘩やらと、必ず「生活」が関わってきて、あれこれ遣り繰りを強いられる辺りが、逆に面白かったり。
結局、そういう生活感溢れる部分が楽しめれば、個人的にはサスペンスなんてどうでもいい、ということなのかなぁ。
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2008'06.26.Thu
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『永遠の仔』の次に観たのが、マイミクはっちーにアレしていただいた、このドラマ。
こちらも親に傷つけられた子供が主人公だけれど、『永遠の仔』の、大人になっても癒えない傷の恐ろしさ、切なさに涙するのとは違い、あたたかい、気持ちのよい涙が流せて、心が潤った。
沖縄の自然も綺麗でね。
また島に行きたくなりました。

ドラマの構成も上手い。
前半は、親に見捨てられてすっかりひねくれた主人公が、過疎化が進む離島に引き取られてきて、人々の温かさや美しい自然の中で、素直さを取り戻すまで。
後半は、島の住民たちにまつわる、色んなエピソードを絡めながら、「過疎化対策として、他所から里子を取るのは、単なる島のエゴなのか?」という問題と向き合う。
ラストまで、たるまずきっちりと完走できました。
(くそぅ、やっぱり『ラスト・フレンズ』が恨めしい!)

要所要所をベテラン俳優さんがきっちり締めてくれていたのも、大きいのかも知れない。
主人公を引き取る、緒形拳&倍賞美津子(ココでも登場!)夫婦ももちろん良かったし、岸部一徳の校長先生がまた素敵で素敵で。

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里子問題は、住民のエゴといったらその通りなのかも知れないけれど、エゴでも何でも、お互いが幸せになれるなら、それでいいじゃん?、と思った。

昔ウチでも、これは過疎化問題ではなく、家問題だけれど、父方の親戚連中から「このままじゃ家が廃れるから娘を差しだせ」要求があって、親が「家族がばらばらになるなんて!」とつっぱねたことがあったらしい。
まあウチはほんとに普通の家族なので、「親戚連中のエゴのために家族離散なんてバカじゃねーの」になったのだけど、もし何か状況が違えば、差し出されることで私が救われ、かつ親戚連中も満足し、親も助かる、という黄金パターンだって可能性としてなくはなかったわけで。
状況次第なんだよね・・・などと、まあちょっと話は違うけど、思ったりした。

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くそぅ、やっぱり『ラスト・フレンズ』が恨めしい!>何度でも言う
でも、こんなに最終回の評判が悪いと、DVD売上に響かないだろうか。
(最近は放送局もCM収入が減ってるから、DVDの売上は大事らしいよ)
いやいやいや(『瑠璃の島』の主人公の口癖)、あの酷い最終回は、DVDのおまけで別エンディングを3パターン位入れるための布石だったんじゃあ・・・などと妄想したり。

2008'05.31.Sat
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『僕の生きる道』は無事に観賞し終わりました。
ちゃんと泣けたし、一気に観られたけれど、見終わったらさくっと忘れてしまう感じ。
死んじゃうって分かってる人の爽やかな話もいいけれど、本来もっとドロドロしたものの方が好きだし、もう無理矢理泣きたい心境でもないしなー・・・と、これをチョイス。
ちょうど中谷美紀の著書読んだばっかりだったし。

表現方法が昨今と比べてどぎついのにびっくり。
(エゲツナイこと書いてすみませんが)、全裸の椎名桔平が、布団の上に立って、股間を石田ゆり子の前に晒して「見ろよ」と言い、石田ゆり子が無表情に「すてきね」というシーンとか、こんなの地上波のドラマで、今やるだろうか。
暴力描写も凄い。

前に田中登が撮った2時間ドラマを、映画館の特集上映で観た。
山本陽子主演で、平凡な主婦がひょんなことから麻薬にハマって行方不明になり、旦那さんが必死で探したら、廃人のようになって川っぱたの掘っ立て小屋で売春させられてたって話で、それをまた旦那さんが救って、薬を絶たせるために土蔵に監禁したり(そこの禁断症状の描写がまたスゴイ)、月曜ワイドなんとかで地上波で流れたとは思えないような話であり、表現方法だった。

それが80年代の作品で、このドラマは2000年で、今は2008年。

物事をテレビの中で、どこまで、どんな表現で描くかというのは、各放送局の自主規制に拠ってる訳だけど、その幅が着実に狭くなっていってるんだなぁ、と、やたら実感しつつ観賞。
ちょっと演出がクドいけど、3話まで見終わりました。

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永作博美, 緒形直人

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宅配ツタヤのリストの順番を付け間違えて、これも一緒に届いてしまった。
もう不治の病系はしばらくいいはずだったのに。

永作博美が若年性アルツハイマーにかかる話。
韓国映画の『私の頭の中の消しゴム』はこのドラマが原作なんだそうです。知らなかった。
韓国方面でウケたのは、もちろん本筋がドラマティックだったっていうのもあるだろうけど、家族愛が重要なウェイトを占めてるせいじゃないかしらん。

永作博美が表情豊かでかわいらしいので、楽しく観られた。
妹役で、長澤まさみが出てる。まだ幼くって、顔がぱんぱん。
この子がいずれラスト・フレンズでぶん殴られる役をねえ・・・などとしみじみしたり。
2008'04.24.Thu
僕の生きる道(1)僕の生きる道(1)
草ナギ剛 矢田亜希子 森下愛子

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もう泣けよ泣けよって押し付けがましい程のドラマを観て、ウォー!と泣くのもいいじゃないかな(何故かセルジオ風)、と「泣けるドラマ」で検索して、これをチョイス@宅配レンタル。
その説は一般的に正しいらしく、同類の友達もそう人に言われて『一リットルの涙』を勧められたんだそうだ。
そっちにすればよかったか。
いずれにしろ、泣けるといえば不治の病モノなんだねえ。セカチューもそうだし。

まだ2巻目の途中。
担当が割と仰々しい演出をする人みたいで、耐えられない時はちょっと早送りにしちゃいましたけど、きっちり泣かされてます。よしよし。
でも変な所で泣いたり。
「分かっているのは彼女が次に砂肝を頼むっていう事」ってモノローグで何で泣けるんだろ。
(意味不明な感想ですね)

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ドラマといえば、楽しみにしていた『おせん』がいまいちビミョウ・・・というか、駄作映画で「まあ、蒼井優が素敵だったからいっか」で終わるパターンと似ていて、連ドラだとどこまで持久力が持つか不安。
もうちょっと真面目な老舗モノ、料理モノかと思ってたのに、中途半端なんだもの。
結局、ジャニーズ不祥事メンバー復帰枠なのか。
初回で主人公がどの程度料理ができるのか、もしくは口ばっかなのかは描くべきだったのでは。

まあ、次観て考えます。
煮干しの水だしはやってみよう。
2007'04.01.Sun
ラピュタの田中登特集で観た。
正確には映画じゃなくってテレビドラマ「月曜ワイド劇場」の上映。
映画よりもむしろこっち方が、観る機会あんまりなさそうって思って。

山本陽子演じる善良で働き者の主婦がシャブ中にされて売春やらされる話。

最近の地上波じゃ無理だろうなぁ・・・というどぎつい場面満載で、かなりキツかった。なるほど、主婦が全くそんなつもりなく麻薬にハマるってこういうことかぁ・・・と勉強にもなったけど。薬を「疲れがとれる」「肩こりに効く」と言って紹介した加賀まりこ(友人役)の、薬服用後のハイテンションぶりに「ヤバくねえ?」という判断ができない辺りは、知識がないせいなんだろうな・・・(だからこういうドラマは役にもたつ訳で)。
それにしても、そもそも道端に倒れてる人を介抱した親切心が、仇になったわけで(介抱した相手に気に入られて狙われる)、やりきれない話だなぁ。

禁断症状の描写がポランスキーっぽいってチラシに書いてあったけど、っぽいというよりパクったような気がする。

もう旦那がすげームカつく人で、ベッドで「今日は調子が悪い」って断ると、「旦那が女房の体調までいちいち気にしてられるか」って怒っちゃったり。最後は結局頼りになったけど、84年ってまだまだこんな感じが当然だったんかな。
仕事の虫の旦那様よりもむしろ姑・舅との関係がすごくいい感じで、ああ、誠実に一緒に暮らしてれば、ちゃんと信頼関係が生まれるんだなぁ、なーんて、その部分に救われた。

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テレ朝
監督:田中登
出演:山本陽子、西郷輝彦、加賀まりこ、佐藤慶(←こわい)
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