2008'11.17.Mon
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WOWOWのオリジナルドラマ『プリズナー』を観た。
上の実体験を元にした小説を原作に、東南アジアの某国で、無実の罪で投獄された日本人が脱出する(のか?)話。
玉山鉄二、大森南朋、鶴田真由、中村俊介、佐田真由美、小日向文世、(あと田中要次!)・・・とキャストも豪華で、全編タイロケ。
うーんうーん、投獄のきっかけになった親しい先輩(中村俊介)が被害に遭う詐欺事件なのだけど。
ホスト上がりの苦労人で、住んでいる国の事情にもある程度通じている男性が、情に訴えられたからって、あんなにあっさりパクっと40万ドルもやられるものなのだろうか・・・という辺りがもやもやした。サクラでライバルを登場させて契約を急がせるっていうのも一般的な常套手段なはずだし。
ちゃんと脚本で理由付けはしてあったけど(銀行の破綻で財産をなくして焦っていた)、そういうピンチの時にこそ、人を信用できないタイプはもっと慎重になるのでは・・・。
まあその辺はもう「済んだこと」なので(1話目で急ぎ足で投獄まで詰めたのは上手いと思う)、とりあえず今後の脱獄劇を楽しもうと思います。
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2008'11.11.Tue
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へなちょこじゃない、かっこいい岡田くんを観よう!企画。
全話終了。
たぶん、オンエアで観るよりも、1エピソード1巻のDVDをまとめ観した方がテンポよく観られたんじゃないかと思う。
「深夜ドラマである」ということを前提にすれば、凄く面白かったし、細かい所にこだわって、丁寧に作ってあった。
BGMにクラシック使ったのも結構よい。
ただ、その前提を抜きにしたら、敵の動機や行動に説得力がなさすぎで薄っぺらい。
敵の造形こそがポイントだと思うんだけどなぁ・・・。
(まさか「古くさい組織に革命を起こすためデス」とか言わないよね?)
あと、次回予告で流れる「ピンチのシーン」がほぼ岡田君の妄想映像っていうのも、その手を繰り返し使われるとうんざりする。
もうあくまで、深夜ドラマですよドーラーマ!と割り切ってわくわく楽しむべき作品でした。
2008'09.15.Mon
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先日、ジャニーズの中で演技力があると思う人ランキングで、キムタクが1位になっているのを読んで「嘘だ!」と思い、じゃあ誰だろう?と考えた時に、二宮、長瀬、岡田という名前が浮かんだ。順位は好みで。
いや待て、岡田は結局、どの役でもへなちょこなだけな気もしてきたな。そういう意味では「キムタクはどの役でもキムタク」と大差ないのか?
私は岡田くんの顔が好きなので点が甘いのかも。
かっこいい役はないんだっけ?と考えて行き当たったのが本作。
ちなみにジャニーズ演技力ランキングですが、細かく記事を読んだら、男性のみの回答だとダントツ一位がキムタクなんですよ。以下、クサナギ、長瀬、岡田。
そして女性のみの回答だと岡田、二宮、キムタク、クサナギ、長瀬っていう順番なのだけど、こちらは結構票が割れているのです。で、平均すると、男性票が勝っちゃって一位がキムタクになる、と。
男性陣が真面目に回答しないから、ヤツをのさばらせることになるんです!
(・・・別にどうだっていいか・・・)
それにしてもクサナギくん評価高いんですね。
個人的にはどの役も「クサナギくんが頑張っている」としか見えないけど。
でもキムタクがキムタク役ばかりやるよりは、役柄になりきろうとしてる分だけ全然マシか。
前置きが長過ぎました。
本作は、岡田くんに演技力があるのかどうかはなんかよく判らなかったけど、日本もテレビドラマで『24』みたいなの作ろう!みたいな作り手の頑張りが感じられて、おお、結構面白いかも?と思った(1話しか入ってなかったから評価保留)。
しかしあんなに常に事件を「なかったこと」にできるもんなんだろうか。
2008'09.15.Mon
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日本の有料放送の未来を担っているといっても過言ではないWOWOW。
9月は3週連続オリジナルドラマ放映ということで、楽しみにしていました。
で、一本目は『シリウスの道』(↑は原作)。幼なじみと共有していた秘密が、現在の仕事に絡んできて主人公を追いつめて行く、というサスペンス。
父親に乱暴された少女と、彼女を救おうとする二人の少年・・・ってまんま『永遠の仔』じゃないですか、と、ちょっとうすら寒くなったけれど、そっちの部分にはあまり重きをおかれず、主人公の勤める広告代理店内の人間ドラマが濃厚だったので、企業ドラマとして面白く観られた。
それって、過去と現在がうまく絡み合わなかったともゆうけどね・・・。
2008'08.19.Tue
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有料チャンネルは自主制作に力を入れ、自前のコンテンツを売り物にするべき!・・・という正論を地でいってるWOWOW制作のドラマ(WOWOWで放映後、劇場公開した模様)。
捜査ミスで誘拐された子供を死なせてしまう&その事件の記者会見で矢面に立たされて逆ギレした様子がテレビに流れまくり・・・という二重のトラウマを持つ警視が、6年後に左遷先からカムバックして、連続児童殺人事件を追う!という話。
タイトルは、主人公がテレビを利用して犯人に呼びかけを行う作戦をとったことから。
地味ながらかっちりと作ってあって、面白かった。
推理がどうとかよりも(というか最後の犯人発見のアッサリさはどうなんだ)、警察内部の、各人の勝手な思惑や保身やコンプレックスがぐちゃぐちゃしている描写が興味深い。
もうちょっとメディア側の、視聴率重視のこ汚さもちゃんと描けばよかったのになー。
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