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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.07.Wed
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2009'03.22.Sun
ああいえばこういう。 このあと続けてもう一回っていうのは、きついかもああいえばこういう。 このあと続けてもう一回っていうのは、きついかも
ミル・ミリントン、[訳]岩本 正恵

河出書房新社 2005-02-11
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翻訳者目当てで手を出してみた、元々は作者がブログで書いてた実話を元にした小説。
イギリス人男性が、ドイツ人女性との暮らしについての愚痴を書き連ねた本。
延々と支離滅裂な夫婦喧嘩が続くのだけど、語り口が軽妙なので、全然嫌味たらしくなくて、凄く面白かった。
なのに表紙が最悪。もっと素敵な装幀にして、『ブリジット・ジョーンズ』とか『ぼくのプレミア・ライフ』とかと並べたら、愚痴本として売れたかも知れないのに・・・。

物語のうちの半分は男性の職場事情。出世やら異動やら不正、トラブルやら。
読んでいて、そういえばこういう光景が出てくる小説ってほとんど読んだ事ないなぁと気がついた。なんだか自分が読む本の主人公の職業は、みんな、作家とか医者とか教師とかばっかりな気が(偏ってる・・・)。

主人公の働きっぷりが「これで職場って成り立つの?」という位にあまりにも適当で、ちょっとイギリス人男性への見方が変わりました・・・。
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