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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2008'09.06.Sat
フランス映画の秘宝が始まったので、通います。
あらすじとデータはリンク先の朝日新聞社のサイトから引用。

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最後の切り札 1942年/105分/35mm/白黒/監督:ジャック・ベッケル
Dernier atout
南アメリカのある都市のホテルで、一人の男が撃ち殺される事件が起こる。捜査を担当するのは、警察学校の生徒で甲乙付けがたく優秀なクラランスとモンテスの二人。良き仲間でありライバルでもある二人は、先に事件を解決することでどちらが優秀か決めることにする。アメリカ映画の影響が見受けられる刑事もので、ベッケルの長編デビュー作。

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所々笑いも入れて、アメリカ映画のテンポの良さを入れよう入れようとしてるのに、でもやっぱりまったりフランス・・・な感じが面白かった。
警察学校の「男の友情!」な感じが素敵。
常々、フランス人の「いい男」の定義がおかしいと思っているのだけど、この頃の俳優さんは普通にかっこいいな。

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肉屋 1969年/93分/35mm/カラー/監督:クロード・シャブロル
Le boucher
女教師エレーヌと、戦争帰りで今は肉屋のポポールは、結婚式で知り合い仲の良い友達になる。その後、女性の連続殺人事件が起こり、エレーヌはその現場に誕生日の記念にポポールに贈ったライターが落ちているのを発見するが…。スリラーの巨匠シャブロルを代表する作品の一つで、当時の妻ステファーヌ・オードランがエレーヌを演じている。

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サスペンスだよね!と気合いを入れて観ていると、ずーっと教師と肉屋が友情をはぐぐんでいく様子が描かれる。
ずーっと、羊の肉を焼いたり、キノコ狩りに行ったり、誕生日プレゼントあげたり、天井を塗り替えたり。
時々不穏な音楽が流れたり、殺人事件が起こったりするのだけど、ヒロイン周辺は一見平和。
でもタイトルが肉屋って言うんだからやっぱりそうでしょうそうでしょうあああああああ!
・・・という感じだった。
ひどい失恋から恋に臆病になっていたヒロイン。
あんな目に遭ったらもう一生恋なんて考えたくもないでしょうに。あんまりだ。

この肉屋はもみ上げが長くてもったりしていて、私の「フランス人の美的感覚に対する疑問」の典型みたいな人だった。
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