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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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映画全編が「米国国防省で保管されている、セントラルパークと呼ばれていた場所で回収されたビデオテープ」という設定。
なので最初から最後まで手持ちのホームビデオ映像(ブレアウィッチもこんなだったのかな←観ていません)。

これは情報として持っていたので、「この手振れ映像、いつ終わるよ」とイライラすることもなく鑑賞。「乗り物酔いしやすい人は注意」って警告があったけれども、乗り物に弱い私にも大丈夫でした(覚悟して行ったせいかな)。

マンハッタンにある友達のアパートでパーティやってたら突然地響きがして、何だ何だとみんなで屋上に上がったら遠くのビルが爆発。「逃げろ!」と外に転がり出たら、何かでっかいものが、途中のビルにぶち当たりながら吹っ飛んできて、よく見たら自由の女神の頭だよこれ!何何何~???とりあえず逃げないと!!!!
・・・というのが「パーティを撮影してたハンディカム」視点でずーっと続いていくのです。
つまり、何がなにやら状態。
ブルックリン橋をパニック状態になって走る群集の様子に、ああ、911以降の映画だなぁ、と感じ入る。

普通の映画のような、状況を俯瞰する「神の視点」が一切なく、主人公達も、政府のエラい人でも軍人でもないので、状況が全くわからないまま、混乱して逃げまどうばかり。
でも「普通の人が現場に居合わせる」ってほんとにこういう感じなんだろう。
ホームビデオな映像はほんとに臨場感たっぷりで、自分も災害(????)に放り込まれた混乱と恐怖をたっぷり味わうことができて、かなり映画体験を楽しめた。

全然次元は違うけれど、空港でシステムトラブルに巻き込まれた時、その場では全く状況が見えず、他でニュース見てる人に情報をもらっていたのを思い出したり。

・・・ということで、自分はパニック体感映画として単純に楽しんだのだけど、観た後にネットを巡ってみたら、みんな台詞や状況の検証に余念がなく、映画では一瞬で、はっきり見えなかった部分をスローにした映像がYoutubeに上がってたり、拡大画像が上がってたり、掲示板が盛り上がっていたり。
なるほど、そういう楽しみ方もあるのかー、と感心した。
あんまり突っ込まなくてもいい気がしなくもないけど・・・。

続編もあるという噂。
謎の種明かしをされるより、もうこれはこれで分からないまま放り出してくれた方が個人的にはいいと思うのだけど。

でもほんとに映像はブレブレ、状況の全体像や真相が全然分からないので、人によっては零点をつける映画だと思う(よって、全然人にオススメ、とかはできない)。
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