2007'08.17.Fri
■ちむちむ☆パレード 鈴木志保 著
元々はデジタル作品・・・のセルフリメイクなのかな。
この人は『船を建てる』(この本と同時に復刊)でやりたいこともできることもやり尽くした感が・・・。
持ち主の死で取り残された子供のおもちゃ、海における悲しい事故、悲劇を悲劇と自覚できない無知という悲劇、パレード!!!・・・使われるモチーフがいつも変わり映えしないのでした。
さらさらしたアメリカ文学っぽい空気感と、絵柄は変わらずかっこいい。
■キャンディーの色は赤 魚喃キリコ
この人は絵柄のかっこよさに反して物語が女女しているというか、どろんどろんした怨念に満ちてうっとおしくて、読めば読むほど嫌いになる。なんかこう・・・過去の怨みを延々胸に抱き続け、手首切ろう切ろうとしてるのに、プライドが高過ぎて切れない・・・って感じの主人公が多い。
でもなんかどっか共感もするので読んでしまう。
田舎から東京に出てきて、仕事して食べていってるという状況、その生活圏(吉祥寺、下北沢、中野・・・)、どこかで常に抱いている不安感や、自力で生きてるってプライドや、他人に対する反感や軽蔑やあこがれや。
・・・まああんまり突きつけられてもしゃあないものを突きつけてくる感じだな。
本作は、作者本人は大丈夫か・・・?みたいな病んだ感じが怖かった。
ここまで過去を根に持つパワーが自分になくてよかったとも思う。
元々はデジタル作品・・・のセルフリメイクなのかな。
この人は『船を建てる』(この本と同時に復刊)でやりたいこともできることもやり尽くした感が・・・。
持ち主の死で取り残された子供のおもちゃ、海における悲しい事故、悲劇を悲劇と自覚できない無知という悲劇、パレード!!!・・・使われるモチーフがいつも変わり映えしないのでした。
さらさらしたアメリカ文学っぽい空気感と、絵柄は変わらずかっこいい。
■キャンディーの色は赤 魚喃キリコ
この人は絵柄のかっこよさに反して物語が女女しているというか、どろんどろんした怨念に満ちてうっとおしくて、読めば読むほど嫌いになる。なんかこう・・・過去の怨みを延々胸に抱き続け、手首切ろう切ろうとしてるのに、プライドが高過ぎて切れない・・・って感じの主人公が多い。
でもなんかどっか共感もするので読んでしまう。
田舎から東京に出てきて、仕事して食べていってるという状況、その生活圏(吉祥寺、下北沢、中野・・・)、どこかで常に抱いている不安感や、自力で生きてるってプライドや、他人に対する反感や軽蔑やあこがれや。
・・・まああんまり突きつけられてもしゃあないものを突きつけてくる感じだな。
本作は、作者本人は大丈夫か・・・?みたいな病んだ感じが怖かった。
ここまで過去を根に持つパワーが自分になくてよかったとも思う。
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