2008'10.23.Thu
![]() | 私たちがやったこと (新潮文庫 フ 50-2) レベッカ・ブラウン [訳]柴田 元幸 新潮社 2008-09-30 売り上げランキング : 55726 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
表紙の絵だけで、ちくま文庫かと思った。
何でだろ。こういうイメージ。ちくま文庫って。
時間潰しに読むものを探していて、表紙買い。柴田 元幸の訳だし。
恋愛短編小説集で、ほとんどの登場人物が、名前を与えられていない。
「私」や「あなた」で済まされる。
著者はレッテルを貼るなら「レズビアン小説家」なのだそうで、だから余計に、登場人物が同性カップルな可能性もある。
うーん、カップルといえば異性だと反射的に思って読んでしまうなぁ・・・と、自分の固定観念を反省したりした。
面白いといえば面白いんだけど、なんだかみんな勝手で閉鎖的でねえ・・・。
過去に山田詠美の著作の感想で、勝手にしろと書いたけれど、恋愛自体が、勝手でひとりよがりなものなのかも。
つまり、がちがちの恋愛小説っていうのが、自分は苦手なだけなのかも知れない、とちょっと思った。
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