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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2007'01.19.Fri
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二宮和也 蒼井優 マイケル・アリアス

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例えば同じバンドが好きでも、「どの曲が好き?」って話になると、好きな曲が全くかぶらなかったりする。それって趣味が全然違うといっても差し支えないはずなのに、「同じバンド好き同士」ってことになっちゃうん。

映画の「ピンポン」はまんまそんな感じで。たぶん作り手だって原作が好きで作るんだろうけど、私にとっては全然わかってない映画だった。自分にとってのあの作品の大事な部分と、作り手のそれとが全く違ってた。
だって主人公がポコって時点で全然大間違いじゃないですか。
ピンポンの主人公はスマイル以外ありえないよー。
でもあれはあれで、誰かのピンポン足りえて存在している。

鉄コンはピンポン以上に好きな漫画で、だからこわごわ観に行ったのだけれど、観れば観るほど嬉しくなった。うわ、作ってる人、私と同じトコがすきなんじゃないか知らん・・・?そうそう!そこはそうなのそうなの!!!
大事なところさえ外されなければ、映像はさすが日本のアニメだし、もう満足。

マンガの表現力は果てがないけれど、それでもアニメーションにはアニメーションにしかできない表現があり、それを上手く使って、ちゃんと原作に引きずられることなく凛とした「アニメーション作品」として作り上げているところも見事だ。
キャストもよかった。
どうやって蒼井優に決まったのか知れないけれど、もうあの声以外ありえない。
ああ、この台詞ってこういうイントネーションだったんだぁ、と納得させられてしまったりね。

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監督:マイケル・アリアス
脚本:アンソニー・ワイントラープ
演出:安藤裕章
美術:木村真二
声の出演:二宮和也、蒼井優、田中泯、伊勢谷友介、宮藤官九郎、本木雅弘
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2007'01.11.Thu
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最近、大きくなった子供との再会とか出会いとかの映画が多いな。
どうしてなんだろ。
ただ単に、アメリカで昨今そういうことが多いってだけのかな。

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ロードムービーといえば、広い広いアメリカ。
ああ、広過ぎる所って、逆に密室みたいなもんなんだなぁ、と思った。
どこへも逃げようがないから、嫌でも一緒に旅をして、そして何かが起るんだ。

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受け入れられない事実があったりしても、親は子供を愛してるんですってば、あたりまえでしょう?なかなか上手くはできないけどね、って視線に安心できた。
基本的な部分で人間を信じている映画はいい。
2007'01.07.Sun
新幹線の騒音公害をテーマにした社会派サスペンス。
当時の様子が垣間見られて面白い。国鉄総裁、かぁ。これもまた死語。
(なんか、社会の思考回路は昔より優しくなってる気がする。
・・・いや、なり過ぎてぬるくなってるのか?)

えええ、その部分はちょっと上手く行き過ぎでは?とか、えええ、そこんとこは勘だけで物を言い過ぎでは?と微妙な突っ込み所はあるのに、息つく間もなくしっかり最後まで突っ走るのだからやっぱり作り方がきちっとしてるんだろうなぁ。
途中、もうちょっと犯人と警察の頭脳合戦みたいになった方が面白かったんだけど、最後の部分の緊迫感はよかった。

それにしてもニトロ盗まされて拘留された上に浮気されるて、ヒロインに対する仕打ちはあんまりでは。

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監督:増村保造
脚本:白坂依志夫/増村保造
撮影:原一民
出演:田宮二郎/近藤正臣/関根恵子/梶芽衣子
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