忍者ブログ

猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.07.Wed
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007'03.06.Tue
ユートピアズ うめざわしゅん 著

藤子・F・不二雄ファンのサイトで紹介されていたもの。
いわゆるパラレルワールドものの短編マンガ集で、それぞれ独特の決まりがある世界が舞台。例えば、歩く代わりにずっと走り続けなければいけなかったり、人がボケかツッコミどっちかで、必ず相方を探さなければいけなかったり。
・・・平行世界の内容って考えようと思えばいくらでも思いつくからなぁ・・・。
その中でどんなことが起こって、何を人に訴えかけるかについては、弱いような気がした。
---
自分の彼女について、"「セックス」って言って「エッチ」って言わない所が好き"っていうのはすごーく共感した。
やっぱ思う人いるんだ・・・。
あと「チュウ」もイヤだ。

■ミスター・ヴァーティゴ ポール・オースター著
文庫になったので、再読。
空飛ぶ少年物語の後ろに敷いてある、少年の師匠の壮大な片思い話がやっぱりとても好きで、前回と同じ所で泣いた。
師匠がどこでしくじったかのポイントについては、女の視点から見たら「まさしくそれは大失敗だわ」なのだけれども(オースターって分かってるんだ)、逆に言ったらそこを許してあげなくっちゃあ、女の側も幸せを逃すっていうことなんだねん、と思ったり。

■ぬるい眠り 江國香織 著
『きらきらひかる』の10年後を描いた短編が入っている、ということで買ったのだけれど、なんだか気持ちの悪い話ばかりでちっとも共感できず、うんざりした(ノミに噛まれる話が特に最悪)。
昔あんなに好きだったのに、最近の江國香織には馴染めないなぁ・・・と最初思ったのだが、気づくとこの短編集は過去の作品ばかりを集めたもので、「最近の江國香織」ではなく、恐らく私が好きだった頃の江國香織の作品集なのだ。

結局、読む側が変化した、ということなんだろうなぁ・・・。

■蟲師8 漆原友紀
2話目がとても好き。
静けさが増した巻だったと思う。
PR
Post your Comment
Name:
Title:
Mail:
URL:
Color:
Comment:
pass: emoji:Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
trackback
この記事のトラックバックURL:
[61] [60] [59] [58] [57] [56] [55] [54] [53] [52] [51
«  BackHOME : Next »
ブログ内検索
プロフィール
HN:
sha
性別:
非公開
アクセス解析
バーコード

猫の魚辞退 wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]