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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.07.Wed
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2007'01.09.Tue
割と花街が舞台の話って好きなはずなんだけど。
嫌な事が沢山起こる上に、なんだか登場人物にずるずるした人が多くてつかれた。

よくあるパターンではあるのだけど、一人のクズが全部をダメにするのって、めさめさ嫌いだよ。マフィアのファミリーに一人だけバカがいて、バカだけど情があるから縁も切れなくて、そのうち大変な秘密をそのバカがベッドで女にエラぶって喋っちゃって全部がおじゃんになるとか、どうしようもないダメ人間が、がんばって幸せになろうとしてる人をどん底に突き落とすのとか。

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お金持ちのお嬢さんが「芸者って気楽でいいわ〜」と本気でうらやましがる台詞に、私が芸者だったら殴るなぁとむかむかしたけど、それを笑って流せてこそ芸者、か。
自分はまだまだだ。

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脚本を担当分けして、二人の監督とカメラマンでばらばらに撮影して後で合わせたダブル・システムてやつだそう。作り手的に余興ぽい姿勢にならないのかな。
やる意味があるのかよく分らないけど、テレビドラマに近い作り方ともゆうか(回によって撮る人が違って出来不出来にばらつきができる感じ)。

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山田五十鈴の手の形が、まるきり浮世絵とそっくりで、ああ、きっと昔の美人はみんなホントにああいう手をしてたんだわ!と妙に感心した。


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監督:成瀬巳喜男/川島雄三
脚本:井出俊郎/松山善三
撮影:安本淳/飯村正
出演:山田五十鈴/司葉子/白川由美/志村喬/草笛光子/水谷良恵/市原悦子/越路吹雪/三橋達也
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