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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.07.Wed
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2007'02.12.Mon
■花よりも花の如く1〜3 成田美名子

能マンガ。
近所の神社で薪能を観て以来、また行きたいなと気になりつつも上がらなかった腰を持ち上げてくれそうなマンガで、予備知識をつけたり、作品選びにも役に立ちそう。
活字だとぐるぐるしてしまってなかなか頭に入らないことが、マンガだとするりと中に来るから不思議ね。

そして気になり出すと、急に美術館に置いてあるチラシや、ネットの情報で能が目につきだし、気がつくとそこいら辺にたくさん能楽堂があったことを知るのでした。
興味がなかった時からそれは変わらずそこに存在していたのに。
情報がいかに興味のフィルターを通して脳に届いているのかの証明だね。

能は置いておいて、成田美名子。
久しぶりに読んで、本当にこの人は、すがすがしいまでに人間の性根を信じているんだなあと改めて感じ入った。
世界にほの明るい光が差しているような、そんな感じがいつもして、希望が涌いてくる。時にそこに至るまでに本当につらい気持ちになることがあっても。

■さくらん 安野モヨ子
遊廓マンガ。ちょっと人の見分けがつけにくくて苦労。
ああ、映画にしやすそうだな、と思いました。これなら大して失敗はせずに豪華絢爛な絵を楽しめそう。
つまり遊廓ものの枠をそんなに逸脱した話ではないってことだけれども。

■レナード現象には理由がある 川原泉
なんだか久しぶりに読んだ。
変わらない川原ワールド。のんびり。

■世界の中心で愛をさけぶ(TVドラマ)
ツタヤの宅配レンタルサービスが一ヶ月無料、ということでお試しにドラマなぞ。
自分の中で凄く評価の高い「白夜行」のスタッフだったのと、原作よりも映画よりもこのドラマだけ突出して評判がよかったので、2話だけだけど観てみた。
白夜行と同様、尺に対するドラマの密度が濃くて、まだ45分経ってないのかー、と感心してしまう位。キャスティングもいい(仲代さんが出てたなんて!)。
成程・・・。
ただ、まあやっぱり原作の粗筋に対して共感しきれない分、すうすうはするんだけど。またこのチームのドラマがあったら観てみたいな、とは思った。
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