2007'07.19.Thu
■山へ行く 萩尾望都
短編集。もう巨匠。
その辺の作家さんが本一冊かけて描くことを16ページとかでがつっと。
■おばけたんご くらもちふさこ
幼なじみモノ好きだなぁ・・・。
がっつり少女漫画。
■もやしもん5 石川雅之
ついストラップつきを買ってしまった・・・。
そんなに考え過ぎなくても美味しいものはもっと普通にありそうな気がする。
まあ面白いからいいけど。
■言の葉遊学 わかつきめぐみ
前半の「言葉」の解説マンガはちょっとずつしみじみ読めていい。
後半の短編はほんと爽やかでさらさらとどうでもよい。
昔はもっと心にひっかかるの描いてなかったっけ?
『So What?』以降あっさり卒業してしまったんだよなぁ・・・・。
短編集。もう巨匠。
その辺の作家さんが本一冊かけて描くことを16ページとかでがつっと。
■おばけたんご くらもちふさこ
幼なじみモノ好きだなぁ・・・。
がっつり少女漫画。
■もやしもん5 石川雅之
ついストラップつきを買ってしまった・・・。
そんなに考え過ぎなくても美味しいものはもっと普通にありそうな気がする。
まあ面白いからいいけど。
■言の葉遊学 わかつきめぐみ
前半の「言葉」の解説マンガはちょっとずつしみじみ読めていい。
後半の短編はほんと爽やかでさらさらとどうでもよい。
昔はもっと心にひっかかるの描いてなかったっけ?
『So What?』以降あっさり卒業してしまったんだよなぁ・・・・。
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2007'07.19.Thu
■天然コケッコー!
監督:山下敦弘/脚本:渡辺あや(『ジョゼと虎と魚たち』)/音楽:レイハラカミ
基本的にサントラを好きなヒトがやってる邦画は気に入る、かも。
『害虫』(ナンバガ)とか『ジョゼと虎と魚たち』(くるり)とか豊田利晃作品(主にdip)とか・・・それだけか・・・しかも『真夜中の弥次さん喜多さん』は向井秀徳だけど好きじゃないか・・・やっぱ訂正・・・。
原作は読んだ事がないけれど、島根の田舎の分校を舞台にした子供たちの日常モノ。
小学生、中学生ごたまぜでわいわい。
爽やかなのだが、完っ璧な「ええ話」にもなりきらず、全部が全部に決着がつくわけでもないし、キャラクターそれぞれがいいトコも不愉快なとこもあって、いびつなのだ。でもそのいびつさが愛しくなるような、そういう作品。
なんだかこういう方が、私は好きかも知れない。
一応、四季折々の風景が出てくるのに、やたらと夏の印象が濃い映画だった。
海水浴、浮輪、キラキラの日差し、スイカ、眠ってる猫(キャストに猫の名前も出てきてたな)・・・。
いいなあ、今、中学生でさ、夏休みにこの映画観られるのって素敵。
監督:山下敦弘/脚本:渡辺あや(『ジョゼと虎と魚たち』)/音楽:レイハラカミ
基本的にサントラを好きなヒトがやってる邦画は気に入る、かも。
『害虫』(ナンバガ)とか『ジョゼと虎と魚たち』(くるり)とか豊田利晃作品(主にdip)とか・・・それだけか・・・しかも『真夜中の弥次さん喜多さん』は向井秀徳だけど好きじゃないか・・・やっぱ訂正・・・。
原作は読んだ事がないけれど、島根の田舎の分校を舞台にした子供たちの日常モノ。
小学生、中学生ごたまぜでわいわい。
爽やかなのだが、完っ璧な「ええ話」にもなりきらず、全部が全部に決着がつくわけでもないし、キャラクターそれぞれがいいトコも不愉快なとこもあって、いびつなのだ。でもそのいびつさが愛しくなるような、そういう作品。
なんだかこういう方が、私は好きかも知れない。
一応、四季折々の風景が出てくるのに、やたらと夏の印象が濃い映画だった。
海水浴、浮輪、キラキラの日差し、スイカ、眠ってる猫(キャストに猫の名前も出てきてたな)・・・。
いいなあ、今、中学生でさ、夏休みにこの映画観られるのって素敵。
2007'07.19.Thu
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「人間、透明になったらまず何をやるかって問題で、ああいう発想をするヒト(『インビジブル』)」・・・というのがこの監督さんのイメエジ。
ある意味正しいけどでもエゲつないよなぁ・・・というか。
この作品も嫌なものを見そうでちょっと気が進まなかったのだけれども、せっかくギンレイでかかっていたし、時間も丁度よかったので、観てみた。
終わって気づいたら約2時間半の上映時間。
長さを感じない位に、ハラハラドキドキ、エロあり裏切りあり誤解あり大ピンチあり、ほんとに面白かった。
やっぱ人間のエゲつない面が強調され過ぎる気はあるんだけどさ、でも、面白いっていうことは、娯楽映画にとって何より重要なことだ。
-----
途中まで、生き残るために、女は才覚だなぁって思って観ていたけれども、最後まで観るにつけ、やっぱり一番重要なのは愛嬌なんだろうか、と思ったり。
男の人ってとかく一番乗りが好きなんだなぁと思ったり。
2007'07.09.Mon
■精霊の守り人 上橋菜穂子
『狐笛のかなた』が好印象だったので、こちらも。
比べるとこちらの方がより勇ましい広々した物語。
物語として面白いし、世界の作り方がきちんとしているのと、個人的には何より言葉の使い方がしっくりきて(例えば、荻原規子の『空色勾玉』は会話文が軽過ぎて落ち着かない)、安心して読み進めることができた。
やっぱりファンタジーの書き手って学者さんが向いているのかなぁ。
荒唐無稽なように見えて、「その世界の理屈や文化」がしっかり作られていないとリアリティが出ないものね・・・。
しっかり楽しめるけれど、もっと雰囲気的には「得体のしれなさ」みたいなものがあった方が好みなのも事実で、天沢退二郎あたりを読み直したくなったり。
『狐笛のかなた』が好印象だったので、こちらも。
比べるとこちらの方がより勇ましい広々した物語。
物語として面白いし、世界の作り方がきちんとしているのと、個人的には何より言葉の使い方がしっくりきて(例えば、荻原規子の『空色勾玉』は会話文が軽過ぎて落ち着かない)、安心して読み進めることができた。
やっぱりファンタジーの書き手って学者さんが向いているのかなぁ。
荒唐無稽なように見えて、「その世界の理屈や文化」がしっかり作られていないとリアリティが出ないものね・・・。
しっかり楽しめるけれど、もっと雰囲気的には「得体のしれなさ」みたいなものがあった方が好みなのも事実で、天沢退二郎あたりを読み直したくなったり。
2007'07.07.Sat
■モーツァルトとクジラ
アスペルガー症候群(自閉症の一種)のカップルを描いた恋愛映画。
アスペルガー症候群は、知的障害のない自閉症と呼ばれていて、対人関係の障害や、他者の気持ちの推測力の欠如、特定分野への強いこだわりや高い能力が特徴・・・って、なんか普通にそういう人、いそうじゃない?
そういうわけで、「障害を乗り越えて育む愛」という映画にするには、ちょっと分かりにくい症状でもあり、どこがその症状ゆえの行動で、どこが単なる性格上のことなのか把握できず、入りにくかった。
でもまあ、こういう症状についての理解を広める意味はあるだろうし、あんまり大げさにせずに「アスペルガー症候群のカップルによる普通の恋愛映画」に仕立てた上品さ、も評価するべきなのかもしれないな・・・。
個人的には、大声や喧嘩の多い恋愛映画はちょっとくたびれる。
アスペルガー症候群(自閉症の一種)のカップルを描いた恋愛映画。
アスペルガー症候群は、知的障害のない自閉症と呼ばれていて、対人関係の障害や、他者の気持ちの推測力の欠如、特定分野への強いこだわりや高い能力が特徴・・・って、なんか普通にそういう人、いそうじゃない?
そういうわけで、「障害を乗り越えて育む愛」という映画にするには、ちょっと分かりにくい症状でもあり、どこがその症状ゆえの行動で、どこが単なる性格上のことなのか把握できず、入りにくかった。
でもまあ、こういう症状についての理解を広める意味はあるだろうし、あんまり大げさにせずに「アスペルガー症候群のカップルによる普通の恋愛映画」に仕立てた上品さ、も評価するべきなのかもしれないな・・・。
個人的には、大声や喧嘩の多い恋愛映画はちょっとくたびれる。
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