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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.08.Thu
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2008'09.30.Tue
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ギンレイで観た。
この映画から教えられることは、「テンパッた女はブス」だということだ。
かなり美人のヒロインですらブサイクになるんだから、いわんや一般人をや。

『プラダを着た悪魔』のスタッフが女性達に贈る第二弾!みたいな触れ込みだったっけ。
(脚本家は同じだが監督は違う。字幕はプラダが松浦美奈でこっちは戸田奈津子)
あちらはワーキングウーマン・・・というより男女の別なく職場事情に苦労しながら働く会社員が、共感できて、最後スッキリするけれど、こっちは完全に女性向。
その分、間口は狭い。

「ガマンをしすぎると、溜まったモヤモヤを凄い嫌な形で出してしまうことになるよ」とか
「とりあえず手近にいるよさげな人を好きになっておいて、勝手に自分で盛り上がっても、いざ付き合ってみたら、ただのひとりよがりな恋だったと分かるものだよ」とか
結構「自分の幸せのために踏み出す勇気のない女性」に対して言っていることが辛らつだったりして。

スカっとはしないけど、まあ色々考えさせられる映画ではありました。
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2008'09.26.Fri
『天顕祭』面白いんですね・・・!?(私信!)

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11月に上野、浅草で「したまちコメディ映画際」というのがあるですよ。

プレイベントは終了していて、本祭の方はまだ詳細が発表されていないのですが、
↓こういうのもあるみたい(公式サイトには未掲載)。

第1回したまちコメディ映画祭In台東
「いとうせいこうコメディ映画講義 マルクス・ブラザーズ特集」

ゲスト:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
11/24(月・祝)東京国立博物館・平成館

面白そう・・・!

実はこちら方面に引っ越すので、台東区のHPで映画祭の情報を見つけて即、ボランティアに応募してみたのです。
書類選考+面接があるようなので、どうなるのか分からないのだけど、一応サッカーのボランティアの経験が売りに・・・なるか・・・?
でも普通に客で行っても面白そう。

プレイベントではチャップリンやキートンの無声映画に、色んな人が声をアテる、みたいなのもやったみたい。
観たかったわー。
2008'09.25.Thu
天顕祭 (New COMICS)天顕祭 (New COMICS)
白井弓子

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同人誌としては初めての文化庁メディア芸術祭マンガ部門受賞らしいです。
それよりもむしろ惹かれるのは「上橋菜穂子氏絶賛」。

五十嵐大介の編集者さんのブログに「西日本新聞のコラムで『海獣の子供』が紹介されました!」というエントリが載った時に、紙面の写真もアップされていたのですが、そこで並んで紹介されていた作品だったのです。
好きな絵柄だし、五十嵐作品と並べられてるしと気になったものの、写真では文字までは判読できないサイズだったので、誰の何ていう作品なのか分からず。
検索しまくってようやく発見したら、上橋さんご推奨。
・・・こういう運命っぽいパターンは当たりが多いはず!

引越し後の楽しみにすることにして、とりあえずメモ。
2008'09.25.Thu
それにしても。
自分的にはものすごい量の本やCDを放出しているというのに。
さらに、残すCDはソフトケースに入れ替えて嵩を減らしているというのに。
一向に荷物が減ったように見えないのはどういうわけだろう。

なのに新刊まで買って読んでいる始末。

本当はちがうんだ日記 (集英社文庫 ほ 20-1)本当はちがうんだ日記 (集英社文庫 ほ 20-1)
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自意識過剰者の教祖(?)・歌人ほむほむのエッセイ集文庫化。
「ほんとうはこういう意図があってやっていることなのにああ見えてしまったらどうしようこう思われたらどうしよう」と妄想したり、全然気にする必要がないのに「ぼくにはあだ名がない」とか「存在感が薄いらしい」とかで悩み狂ったり、勝手なぐるぐる満載。
ああ!これに共感してしまうのってよくないのかな?でもでも・・・!

色んな時期に書いた文章をばらばらにまとめたらしく、ある文章では「40過ぎて実家暮らし独身」だったのが、突然恋人が出現する文章があったり、妻が出現したり、また独身に戻ったり。
どうせなら、こんなぐるぐるな作者も、遂に幸せに・・・!という本としての裏盛り上がりを作るためにも、時系列くらいはそろえて欲しかった気がする。

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(追記)
古書を買うくだりを読んで、「買っても読まないであろうことを自覚しつつ本を買う」というのはアリなんだなぁと。
いつもそういう本の購入には罪悪感があったのだけど、(もちろん本としての要素を含んだ上での)「物」としてはアリなんだ。
2008'09.23.Tue
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日本映画専門チャンネルからの録画で観た。最後の5分位切れててショック・・・。
蒼井優がちょろっと出たらしいのに!

柳楽くんがああいうことになった後なので、余計に切ない。
器用なタイプの役者さんではなく、使われ方で活きるタイプなので、行き詰まった時に自力で脱出するのが難しいのかも知れないなぁ。

そんなことはさておき、福生が舞台の少年の初恋モノ。
山田詠美が原作。

主人公の祖母で、自分の事を「グラン・マ」と呼ばせ、若い恋人を手放さない、バー経営のイカレババアが夏木マリで、彼女の怪演が目立ち過ぎて、そこだけ異世界だった。
70を過ぎてもコイゴコロを忘れず、若い者の恋愛を見守り、はげまし、時には辛辣に批評する・・・ってこれは山田詠美の分身なんだろうなぁ。

山田詠美の作品は、昔よく読んでいたけれども、だんだん小説もエッセイも説教臭くなってきて、それがうっとおしくて読まなくなっていた。
映画でまで原作者の説教臭が鼻につくとは相当だ。

映画としてもちょっと長過ぎた。

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・・・とか書いてるうちに、段ボール到着。
いよいよ引っ越し準備、肉体労働業篇に移る。

以前、友達が「お知らせをmixi日記とかで書いて、それでみんなに伝わった、と思う感じはなんだかおかしい」というようなことを言っていて、そうかも!、と感じ入ったので、今回の引っ越しは遊びに来そうな友達には先に、直接言ったり、個別にメールを送ったりした。

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