忍者ブログ

猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008'10.17.Fri
西の魔女が死んだ 特別版 【初回限定生産2枚組】西の魔女が死んだ 特別版 【初回限定生産2枚組】
サチ・パーカー, 高橋真悠, りょう, 大森南朋, 長崎俊一

角川エンタテインメント 2008-11-21
売り上げランキング : 173

Amazonで詳しく見る by G-Tools


普通の映画だった。
小説のビジュアル化としては大成功なんじゃないかしらん。
西の魔女役=サチ・パーカーさんを得られたことが全てかも。
セットや小道具も綺麗だった。

ちょっと前に、セットの見学だけ連れて行っていただいていたのだ。
家の裏側とか全然塗られていなくて、ちょっと薄っぺらかったおうちが、カメラを通して上手な構図でいい光をあてると、こんなにも生き生きと映画の中で存在感を持つことに、「技術」の美しさを感じられてうっとり。


なんかこのままじゃ、人は誰かが死ぬ物語じゃないと泣けなくなるんじゃないか。
なーんてふと思ったり。
この物語は本来は死をネガティブなものとして描いてないと思うんだけどなぁ。
PR
2008'04.21.Mon
『クローバーフィールド』と同日に『ノーカントリー』も観たんでした。
前者がその場で体験する映画なら、後者は問い掛けられる映画なので、感想も、すぐには出ないのです。
まだ出ないのです。

原題は"No Country for Oldmen"。・・・for Oldmenまで言わないと意味通じないね。
イエイツの詩からの引用だそうな。

読み解くのは原作を読んでみたりしながらゆっくりやることにして、
とにかく映画として無駄も隙もない、ひたすら恐ろしい作品だった。
容赦はないのだけど、画にして見せる部分とそうしないでおく部分の匙加減が絶妙というか上品だなと感心したり。

一切分かり合えない存在に淡々と命を狙われ続けるというのは、本当に怖いものです。
でも「若いものは分からん」と言われ続けて、世界は前に進んできたんだよなぁ。
きっと私も分らなくなる日が来るんだろうし、その象徴が「こういうこと」なのかも知れない。
2007'07.31.Tue
■紀子の食卓 監督:園子温

序盤は寒いのとイタいのとで背中がぞわぞわ。
レンタル家族サービスが出てくる辺りから面白くなってきた。
久々に「つぐみに期待してるものを見せてくれるつぐみ」を観た気が・・・。
脱いではいないけど。いや、脱いで欲しいっていうわけでもないけど。

もう「親は私のことを何にも分かってないわ!」とやさぐれる年齢をかなり通り越してしまったので、心底はハマれないままだったんだけど、刺激的で面白い作品だった。

■もしも明日がえらべたら 監督:フランク・コラチ

アダム・サンドラー主演、ウォー様が怪しい役で出演、ということでレンタル。
きゃー、ウォー様ー!ウォー様ー!・・・とそれだけで満足。
きちんと面白く作ってある良作(監督さんはウェディング・シンガーの人)。

・・・まあぶっちゃけ、話は「クリスマス・キャロル」なんだけどね・・・。

妻役のケイト・ベッキンセイルって『シューティング・フィッシュ』のあの女の子なのかー。
2007'02.28.Wed
勧められて観た。
得体のしれない無一文のへらへらした謎の男が、ひょうひょうとてきとーな口八丁手八丁で上手いこと出世して行くオハナシ。

面白かった。凄く面白かったし、歌の挿入の仕方が何て見事!

・・・いや面白かったんだけど、なんかこうむかむかする気分が蘇る思ったら、植木等がどうも都並敏史と様子がかぶる。
都並嫌いだったからむかむかするのか、元来こういう風貌が苦手だから都並のこともいちいち気に入らなかったのか、どっちなんだろうか、と我に返ったり。

へらへらといつの間にかどこかに紛れ込んで重宝でモテモテの存在になる話といえば、ちょっと「幕末太陽傳」(これも凄く面白かった)とかぶるなぁと思った。

-----
監督:古沢憲吾
出演:植木等、ハナ肇、団令子、重山規子 、中島そのみ、谷啓
[1] [2
«  BackHOME 
ブログ内検索
プロフィール
HN:
sha
性別:
非公開
アクセス解析
バーコード

猫の魚辞退 wrote all articles.
Powered by Ninja.blog * TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]