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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.09.Fri
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2007'03.26.Mon
*その辺のもんだい いしいしんじ×中島らも
なんか今読むとせつないな。なんとなく。
この二人のだらだら対話をずっとずっと読み続けていたかった。
いしいしんじは、ダメ人間なふりして呼吸合わせの天才なんだなぁ。

*キューバ日記 いしいしんじ
これだけの短さでこの値段ってぼったくりだろ。
文庫になったら買う事にして、とりあえず図書館で・・・としたけれど、文庫でもいらない。
これだったら「ごはん日記」に含めてくれた方が有難かったのに。

*花よりも・・・4巻まで読んだけど書いてなかった・・・。
てぶくろのくだりが好き。
ほんと、「話せば分かる」世界、というか、「分かり合えない相手はいない」世界、というか。
こんなのありえない、というより、こうならいいなぁ、ある程度はこうかなぁ、と希望が湧く感じがよい。

*ボクを包む月の光(4)
あくまでも外伝の域を出ないまま4冊目。
本編よりおまけの「コイツじゃ嫌だ」が好きって一体・・・。
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2007'03.23.Fri
ヘンダーソン夫人の贈り物 デラックス版 [DVD]ヘンダーソン夫人の贈り物 デラックス版 [DVD]
監督:スティーブン・フリアーズ 出演:ジュディ・デンチ、ボブ・ホスキンス

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うーん、期待してたほど面白くはなかった。もっとちゃきちゃきテンポのいいものを期待していたのだが。
名優使ってるのに勿体ないなー。
自分の持ち物である劇場のやり方に口を出したくてたまらないジュディ・デンチが、あの手この手で劇場に忍び込んでボブ・ホスキンスにちょっかいを出す所なんてとてもかわいかったんだけど。白くまの着ぐるみを着てオーディション受けちゃったり。

とはいえ母親がね、自分の息子が若くして女のヌードも観ずに戦死してしまったのを可哀想に思って、今後若者にはそんな目に遭わせたくないからヌード劇場をやるっていう発想は、なかなか日本文化にはないものであるなあ、と感心したり。
2007'03.17.Sat
■フランス映画祭にて
*逃げろ、いつか戻れ
・・・不思議なタイトル・・・。
マリー・ジランが出ていた。相変わらずかわいらしい。
予告編は面白そうだったけれども、なんかえー?そうなの、えー?、そう判断する根拠はなんなの?えー?という感じで終わったよ・・・。

でも街の風景とか、役者志望の人の広場でのパフォーマンスとか、その中の「広告」(ポストに料金とともに宣伝したいことを投函してもらって、広場で読み上げる)っていうパフォーマンスが事件のとっかかりになるところとか、ペストに警戒した人が変にパニックになるところとか、フランスの空気感は面白かった。

*心配しないで
『パリ空港の人々』の監督さんだって。あれは面白かったんだけどなー。
あの実績があっても売れないんだなぁ。
ヒロインの双子のお兄さんが行方不明になる話。
これ絶対死んでるだろ、親が殺したんじゃないのか、と思いながら観ていた。
「行方不明」ってだけで娘が拒食症になってしまうからって、いつまでも隠し通せるわけないし、なんか腑に堕ちない。

六本木の映画館、場内をアイスクリームとミネラルウォーターとカツサンドの売り子さんが回ってた。おせんにキャラメルの今版か。
2007'03.15.Thu
ラピュタの月丘夢路特集にて。

アヒルの大群の映像で幕開け。
「あひるヶ丘」っていう社宅を舞台に繰り広げられる奥様方のうるさい日々。
やれどこの家ではどの家電を買っただの、亭主の出世はどうなるだの、誰と誰が結婚するかだの。

きーきーしたいがみ合いもここまで軽妙にやってくれるなら楽しいばかり。
でも「若い二人の恋愛のゆくえ」が話に絡んだ途端にぐたぐたで面白くなくなったんだけど。


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監督:川島雄三
出演:月丘夢路、三橋達也、大坂志郎、水原真知子
2007'03.15.Thu
シネマヴェーラで観た。
上映事故で時間が押してしまったゆえに偶然観られた作品。
松竹と大映で競作され、同じ年に公開されたらしく、これはその松竹版。

勝手に会社を辞めた挙句「自由になりたい」とほざいて奥さんから家を追い出された男のルンペン生活と、その間の妻の寂しいけれど自由を満喫してみる生活のゆくえ。

高峰三枝子がキーキー口うるさい女だったり、佐田啓二がオカマっぽいへなちょこマザコン男だったり、笠智衆が酒飲んで暴れる復員兵だったり、なんか面白いキャスティングだった。
結末は結構好き。

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監督:渋谷実
出演:佐分利信、高峰三枝子、淡島千景、杉村春子、佐田啓二、笠智衆
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