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猫の魚辞退

タイトルは長続きしないものの例え。映画・読んだ本の感想メモ。追記したり書き直したりも多いからあんまあてにならない。 日付は観た日付とは限らない。

2025'05.06.Tue
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2007'03.01.Thu
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監督:大林宣彦

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原作通りに映画化してあるらしい。
マンションで起きた一家4人殺害事件について、事件の周辺にいた様々な人が証言していく形式。
一家と思われていた被害者が、まったくばらばらの赤の他人同士だということが徐々に明らかになってって・・・。

長くて、物事はまったり進んでゆくのだけれども、催眠術にかかったようにじーっと眺めてしまう不思議な魅力があった。自然と称した不自然さとでも言うような、監督の独特の空気作り。
社会には色んな仕組みがあるのねえ、なんて感心もしたり。
こんなに大勢のキャストが、事件を中心にして編み目のように繋がって直接間接的に関わり合っていく様子が空恐ろしい。

そして、加瀬亮のオーラに初めてびっくりした。これかぁ!
「セブン」の時のケビン・スペイシーみたいな感じに、公開当時見た人は皆、「うわ、この役者さん誰?誰?」と思ったのに違いありません。


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監督:大林宣彦
出演:村田雄浩、寺島咲、岸部一徳、大和田伸也、久本雅美、宝生舞、松田美由紀、赤座美代子、風吹ジュン、山田辰夫、渡辺裕之、柄本明、渡辺えり子、菅井きん、小林聡美、古手川祐子、加瀬亮、厚木拓郎、左時枝、細山田隆人、ベンガル、伊藤歩、立川談志、南田洋子、石橋蓮司、麿赤兒、小林稔侍、宮崎将、宮崎あおい、永六輔、勝野洋、片岡鶴太郎、根岸季衣、入江若葉、嶋田久作、峰岸徹、裕木奈江、中江有里
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2007'01.21.Sun
リトル・ミス・サンシャインリトル・ミス・サンシャイン
アビゲイル・ブレスリン グレッグ・キニア ポール・ダノ

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娘が出場する子供向けミスコン会場を目指し、全員負け組な一家がボロバスで旅するロードムービー。
すっっごいいい映画でした。
問題家族モノだったらイカとクジラより全然こっちが好き。
アメリカのミスコン映画って割と当たりが多いような気がする。

ヤク中で不良のエロジジイも、ニーチェにハマって沈黙の誓いを立ててる息子も、失恋して自殺未遂しちゃったゲイのプルースト研究家も、みんなかわいい。
最初は観ててムカついた、自己啓発セミナーで一発当てようとしてる勝手なとーちゃんも、しまいにはかわいい。
コンテスト目指して頑張る小さい娘は最初からかわいい。
そいで不器用ななりに、全員を愛してなんとか支えようとしてるお母さんがとにかくステキ(この存在が重要!!!)。

見終わった後とてつもなく幸せになれました。

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監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス
脚本 マイケル・アーント
出演:グレッグ・キニア/スティーヴ・カレル/トニ・コレット/ポール・ダノ/アビゲイル・ブレスリン/アラン・アーキン
2007'01.15.Mon
シネフィルイマジカの未公開作品コーナーでやってた。
旧ソ連のとある街と、スウェーデンが抱える、貧困や移民や子供の受難の問題を描いた作品。つらくて、でも透き通った作風で。
こんな世界がどこかには実際にあるわけで。
もちろん遠過ぎて実感は湧かない。でも知らないよりは知ろうとする方がまだマシなんだろうと思う。
観客に知ってもらいたくて作った映画なんだろうし。
なので表情豊かでかわいらしい子供たちがぼろぼろになっていくのを、一生懸命凝視した。

イマジカの解説ページ

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監督:ルーカス・ムーディソン
出演:オクサナ・アキンシナ/アルチオン・ボグチャルスキー
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